この記事では、私が実際に使ってみたイラストを副業にできるサイト(クラウドソーシングサイト)の使ってみた感想や特徴を紹介します。イラストが好きな方や副業に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください!
- イラストを副業にできるサイト(クラウドソーシングサービス)とは?
- イラスト副業向けのサイト(クラウドソーシングサービス)の紹介
- 各クラウドソーシングサービスの特徴と使ってみて感じたメリット・デメリット
クラウドソーシングサービスとは?
クラウドソーシングサービスとは、「仕事を依頼したい人」と「仕事を受けたい人」を仲介するサービスのことです。クラウドソーシングサービスに登録することで、自分がしたい仕事を探すことや、イラストの依頼を受けることができます。
イラストからデザインの依頼まで、さまざまな案件があるので自分がやりたい仕事・得意な仕事を探すことができます。
クラウドソーシングサービスのメリット・デメリット
まずは、一般的なクラウドソーシングサービスのメリットデメリットを紹介します。
・案件を簡単に探すことができる
・未経験でも受注できる案件もある.
・自分がやりたい仕事を選べる
・少額の案件もあり、気軽に仕事が受けられる。
・仲介サイトを通して仕事をするため、金銭的なトラブルが少ない。
・簡単に登録できるため、競合が多くなる(仕事が取りにくい)
・単価が安い仕事が多い
・過去の実績などが重視され、未経験者は採用されにくい
・仲介手数料がかかり、報酬が少なくなってしまう。
サイト比較早見表(SKIMA/ココナラ/つなぐ/クラウドワークス)
私が実際に登録して使ってみた各サイトの特徴を一覧表にしました。
各サイトの詳細および特徴
クラウドソーシングサービスは、大手企業から中小企業まで多くの企業がサービスをおこなっています。その中で私が実際に登録してサービスを利用してみた感想や各サイトの特徴などを紹介していきます。
SKIMA
- アニメキャラっぽいテイストのイラストが好まれる。
- 企業ではなく、個人の人からのイラスト依頼が多い
- アイコン作成、歌ってみたの動画用のイラストの依頼や、動画編集、音楽関係の依頼、小説やロゴマークの作成依頼などの受注と発注が行われている。
- youtuber、vtuber関連のイラスト依頼も比較的多い
- イラストの依頼募集ができる。
- イラストレーター向けの公開依頼が比較的多い
- 報酬が支払われてから仕事依頼を始めることができるので、安心して取引できる。
- スマホ向けアプリがある。
- 個人依頼が多く、必ずしも実績が重視されない。
特にスマホ向けアプリがあると、スマホの通知音でメッセージが来たことに気づけるので、コミュニケーションがスムーズに行いやすいです。
仕事や家事の隙間時間にも依頼を確認できるのも便利なポイントです。
- 登録しているイラストレーターが多く、採用率が低い(競合が多い)
- 手数料がかかる。
- 募集されているイラストの傾向が偏っている。(アニメ寄り)
- 個人依頼が多いため、必ずしもスムーズなコミュニケーションができるわけではない。
競合が多いので、仕事を募集するだけでは採用されるのが難しいです。積極的にイラスト依頼へ応募しましょう!
ココナラ
- テレビCM等もあり、知名度が高い
- 企業からの案件も比較的多い
- イラストにおいてもジャンルが多岐にわたる。
- アニメイラストよりもシンプルなイラストが好まれているような印象。(ブログや、インスタグラムで使用されるようなもの)
- 依頼数、利用者数ともにトップクラス。
- 依頼者との連絡で参考になる定型文が用意されているため、初心者でも安心。
- 依頼者の支払方法が多岐に渡るため、サイト利用時の敷居が低い。
ココナラは、イラスト系のクラウドソーシングサイトの中でも特に規模が大きく、利用者数が多いです。支払方法も多岐に渡り、購入者への負担も少ないところもいいところです。
- 競合が多い
- サービス利用にかかる手数料が高い。(22%)
- 企業からの依頼も多く、実績を重視されやすい。
実績が重視されやすく。他サイトに比べると一件目の仕事を獲得するには少し難しい印象です。その分依頼者数も多いため、積極的に依頼へ応募してしっかりと実績を積んでいきましょう。
つなぐ
- SKIMAと同様アニメテイストのイラストが好まれている印象
- 企業ではなく、個人の人からのイラスト依頼が多い
- アイコン作成、歌ってみたの動画用のイラストの依頼や、動画編集、音楽関係の依頼、小説やロゴマークの作成依頼などの受注と発注が行われている。
- youtuber、vtuber関連のイラスト依頼も比較的多い
- イラストの依頼募集ができる。
- 仲介手数料が他サイトに比べて安い。(5.5%)
- 卵機能という初心者のための機能がある(卵機能とはワンコイン(500円)で依頼を受ける代わりに、必ず購入者は販売者の評価とSNSで販売者を紹介するという機能。)
- 新規の案件が公開されると、メールにて通知が来る。
仲介手数料が他サイトであると、20%程度かかるのに対して、5.5%と少ないのはクリエイターとしてはありがたいです。
- 登録者数、案件数がココナラ、SKIMAに比べて少ない。
- 依頼者の支払方法の選択肢が少なく、依頼者への負担が他サイトよりも大きく購入への敷居が高い。(クレジットカードは、Visaと、Masterのみ利用可能)
案件数が圧倒的にココナラ、SKIMAに比べて少ないので、案件へ応募できる機会が少なく実績を積みにくいこともあります。一方で、登録者数の関係で競合が少なくライバルが少ないということは利点として考えられるかもしれません。
Crowd Works
- 個人の方の取引よりも、企業の方からの依頼が多い印象
- 受けたい案件を登録すると、登録した項目の新着の案件が見れる。
- 依頼者と受注者とのマッチング機能がある。
メリット
- 依頼者側から案件への応募を誘ってくれることがある
- 案件数が多い印象
登録しているスキルに応じて依頼者の方から、メールにて見積もり依頼やコンタクトを取ってくださることがあります。
- 仲介手数料が高い
- 実績が重視されることが多い印象
登録している実績やスキルに応じてアポイントが来るので、実績が少ないと少し難しい印象です。ココナラやSKIMA等のサイトも並行して利用し他方がよいかもしれません。
私はイラストレーターになる前の職歴も登録したのですが、そうしたら前職に関する仕事依頼しか来なかったです。クラウドワークスでは、イラストに関する案件以外にもデータ入力や事務作業等の案件も数多く取り扱っています。そのため、実績が確かな方の案件が集中しました。受注したい案件に関する経歴のみ登録した方がいいかもしれません。
その他の仕事受注:SNS
SNSを用いて仕事の依頼の受注を行っている方も数多くいます。SNSを用いたイラスト依頼の受注に関してメリットとデメリットをまとめてみました。
- 拡散力があるため、依頼を募集していることを認知してもらえる機会が得やすい
- 仲介サイトを介さないため、仲介手数料はかからない
- 自分の能力を宣伝しやすい
- フォロワーが多ければ企業から声がかかる場合もある
- 個人間の取引も多いため、トラブルが起きやすい
- トラブルが起きた際に自分自身だけで解決する必要がある
- 取引の際の失敗が拡散される等のリスクがある
イラストの仕事依頼を受けるためには認知度が必要になってくると思うので、SNSを利用して認知度をあげていくと、より持続的な収入を得ることができるのではないかと思います。
一方で、個人間取引の場合、依頼者が突然依頼をやめてしまう、振り込みがされない等のトラブルが多くあることも事実です。
ですので、集客はSNSで行い、取引や金銭のやり取りは、つなぐ等の仲介サイト行うなど、自分自身でリスクを管理する必要があると思います。
まとめ:無料で登録できるので実際に見てみるのが1番!
今回は、4つの代表的なクラウドソーシングサイトに関してまとめました。それぞれのサービスによって、特徴があるので、自分に合ったサイトを使用してイラスト依頼を受注していきましょう!
また、どのようなイラスト依頼が発注されているのかを知ることで依頼者の需要を把握し、自身の収入アップにつなげられるかもしれません。
今回紹介した4つのサイトではイラストに関する仕事が適時募集されていますので、登録して自分にあったサイトを探してみてはいかがでしょうか。
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