マダミスとは
マーダーミステリー(通称:マダミス)とは、ある事件が起きたシナリオに基づき、プレイヤーが物語の登場人物となって犯人を捜したり、自身の秘密を隠し通したりしながら目的の達成を目指す体験型ミステリーゲームです。一度真相を知ってしまうと同じシナリオは二度とプレイできない「一生に一度きり」の体験が最大の魅力です。
マダミスをおすすめする人
- 人狼系のゲームやシナリオ重視のゲームが好きな人
- 友人や恋人、家族とお家で過ごす時間が多く、少し変わった遊びがしてみたい人
- ゲーム実況者がプレイしているのを見て面白そうだと思った人
- 謎解きや脱出ゲームが好きな人
プレイした二人用無料シナリオ一覧
ここでは、二人用のマーダーミステリーを紹介します。
各シナリオの概要と、実際にプレイしたおすすめポイントをまとめました。
【ご一読ください】
- 内容について:難易度やおすすめポイントは、筆者の主観によるものです。あくまで一つの参考としてお楽しみください。
- ネタバレについて: 感想はネタバレに配慮していますが、シナリオ一覧とは分けて感想一覧にまとめて記載しています。「一切の先入観なしにプレイしたい」という方は閲覧をお控えください。
- GM(ゲームマスター)について: ゲームの進行役のことです。本書では『アンノウン』以外はGM不要で遊べる作品を紹介していますので、初めての方もご安心ください。
1. 真剣勝負
- 人数: 2人(GM不要)
- 物語の概要
古から脈々と受け継がれてきた剣術、『青燕』流。
https://kitankan.com/scenario/shinken/index.html
その一門からは数多くの剣豪が輩出されてきた。
ここは山奥の『青燕』流一門の里。当主と門弟十数名、その家族らが暮らす。
鉄道が敷設され、電話が普及しはじめたこの時代でも、剣士たちの鍛錬は続けられている。
ある朝のこと。
現当主、燕ろく兵衛(つばめ・ろくべえ)の亡骸が発見された。
現場に駆けつけた一門の剣士たちは騒然とする。
いったい、ろく兵衛の身に何が起こったのか。
そして、当主を失った『青燕』の行く末はどうなるのだろうか。
- こんな人におすすめ: 駆け引きを楽しみたい。ロールプレイが好き(物語に没入するのが好き)
- おすすめしない人: 協力型のシナリオがしたい。ミステリーやサスペンスのように背筋の凍るようなシナリオをプレイしたい
2. 二人の証言
- 人数: 2人(GM不要)
- 物語の概要
ある小さな喫茶店で殺人事件が起きました。
https://note.com/noricchi/n/n626b0f8b3a94
被害者は「銃」で撃たれての「即死」です。
あなたはその証人としてこれから「証言」します。
公平・公正な「証言」のため、あなたは何の情報も知らされていないまま証言に向かいます。
自分自身の記憶を頼りに「証言」してください。
そして、もう1人の証言者の情報を聞いて
『犯人が誰なのか』
『被害者が誰なのか』
を推理してください。
2人で『協力』し、2人とも『真相』にたどり着くことが目標です。
あなたたちは「犯人」ではありません。
- こんな人におすすめ: 協力型のシナリオが好き、人間ドラマやサスペンスが好き、謎解きが好き
- おすすめしない人: 白黒はっきりさせたい、対立したり駆け引きを楽しめるシナリオがプレイしたい
3. 7人の死体と一人の男
- 人数: 2人(GM不要)
- 物語の概要
7月7日、昼。町の小さな銀行へ三人組の強盗が訪れた。
https://note.com/neithardt0326/n/nb9ec00ed32f8
警察が訪れたときに見たのは、銀行内に転がる七つの死体。
そこには民間人だけでなく、強盗と思われる人物も混ざっていた……
一体ここで何が起きたのか?誰が誰を殺したのか?
その謎を解く手がかりは貴方たちの記憶の中にある。
貴方たちは不幸にも、この事件に巻き込まれた民間人の一人だ。
この凄惨な事件の一部始終を目撃している。
互いの記憶を照らし合わせ、事件の真実にたどり着け
- こんな人におすすめ: 協力型が好き、謎解きが好き、マルチエンディングのシナリオが好き
- おすすめしない人: 駆け引きを楽しみたい、現実味のあるサスペンスのみを好む
4. ビギナーズラック
- 人数: 2人(GM不要)
- 物語の概要
おっちょこちょいな女の子・アカリちゃん。 最近恋をしてしまったようで、意中の相手の為に初めてのプリン作りに挑戦するようです。しかし、何やらトラブルが発生している様子……。
https://booth.pm/ja/items/3268124
プレイヤーはアカリちゃんの過保護な守護霊となり、アカリちゃんを温かく手助けしてあげてください。
- こんな人におすすめ: 協力型が好き、深みのある”設定”を楽しみたい、シリアスが苦手でほのぼの系のシナリオが好き
- おすすめしない人: 緊張感のある推理をしたい、駆け引きや交渉を楽しみたい
5. アンノウン
- 人数: 2人+要GM(進行役)
- 物語の概要
<導入> ──西暦20XX年。 宇宙のとある区域に、ワームホールが発見された。 ──ワームホールを通り抜けると、【3時間前】の世界に辿り着くという。 仮説を実証するため、あなたたちは【箱】と共に宇宙へ来た。
https://booth.pm/ja/items/2836406
【船長】は、ワームホールに【箱】を受け渡しする役目を担う、この実験のキーパーソンである。
【副船長】は、自分こそ【箱】の受け渡しを担いたかったと、文句ばかりを言っている、この実験のお荷物だ。
──それぞれの思惑が秘められた宇宙船。
……3時間後の世界から送られてきた【箱】の中には、【船長】の焼死体が入っていた。
これから、この宇宙船で、いったい、何が起こるのか? なぜ、【船長】は焼け死ぬのか──?
混乱する船の中、調査が始められた……。
- こんな人におすすめ: スリルを楽しみたい、交渉・駆け引きを重視したい、物語の重厚感をある程度重視している
- おすすめしない人: ほのぼの遊びたい、長めの文章を読むのが面倒、短時間でサクッと終わらせたい
シナリオ比較表
自分の好みに合わせて選べるよう、特徴をまとめました。
| シナリオ名 | タイプ | 難易度 | 読後感 | 備考 |
| 真剣勝負 | 対立・勝負 | 中 | スッキリ | ゲーム性が高く、勝ち負けが明確につきやすい |
| 二人の証言 | 協力・対話 | 低〜中 | しっとり | 初心者向けだが、考察要素があり |
| 7人の死体… | 協力・対話 | 中 | マルチエンディングのため、それぞれ | 情報共有が鍵 |
| ビギナーズラック | 協力・対話 | 中 | 解説まで読んですっきり | 設定資料やや裏側が好きな人におすすめ |
| アンノウン | 心理戦・交渉 | 高 | 重厚 | 要GM。関係性の構築が重要 |
実際にプレイしてみた感想
真剣勝負
二人用では珍しい、対立型のシナリオです。心理戦だけではない側面があるのも魅力。真相には辿り着けませんでしたが、追加シナリオを含め感想戦まで最高に楽しめました。勝ち負けがはっきりつくので「ゲーム」としての満足度が高いです。
二人の証言
初心者でも遊びやすい協力型。最後の一押しで真相に気づけた時は面白さを感じました。小説や考察、人の心情を読むのが好きな人は、好きだと思います。
7人の死体と一人の男
真相に気づいたときの「ハッ」とする感覚が面白かったです。二人で情報を出し合い、一歩ずつ真実に近づく感覚を味わいたいならこれ。結末がプレイングで変わるのもまた一興。
ビギナーズラック
プレイ中は「?」となる場面もありましたが、解説を読んだあとの「なるほど!」感がすごいです。アニメとかゲームとかの設定資料を読んだり、制作の裏側を見るのが好きな人には刺さると思います。
ちなみに私は、真相にたどり着くことはできませんでした。
アンノウン
**「必ずGMを立ててプレイしてください!」**
私はGMが身近では見つからず2人でやってしまったのですが、GMがいた方がよかった…と思いました。(絶対に二人だとプレイできないというわけではないですが、物語の性質的にないと難しいです)
シナリオが長い分没入感もあり、情報を整理したり、問題を明らかにしたり、エンディングの自由度が高かったりと満足感が高い作品です。相手との関係性構築もカギになってくるのが、非常に面白い作品でした。
まとめ
プレイ中も感想戦も、丸ごと楽しめるのがマダミスの魅力です!
おうち時間や家デートの新しい選択肢として、まずは一回、気軽に飛び込んでみてください。花粉症で外に出られない休日の「密度の高いおこもり遊び」になること間違いなしです!






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