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クリスタEXとPROどっちを買えばいい?違いと選び方のおすすめ【保存版】

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はじめに:クリスタの購入で迷っていませんか?

デジタルイラストを始めたい人や、漫画を描いてみたい人にとって「CLIP STUDIO PAINT(通称クリスタ)」はとても人気のあるお絵描きソフトです。
ですが、いざ購入しようとすると「EXとPROって何が違うの?どっちを買えばいいの?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

この記事では、クリスタの購入を検討している人・Exへアップグレードを検討している人向けに、EXとPROの違いをわかりやすく解説します。
用途別のおすすめや、後悔しない選び方も紹介しているので、購入前にぜひ読んでみてください!

クリスタには無期限ライセンスと月額・年額ライセンスの違いもあります。

▼どっちを購入したらいいのか迷ってる方は、こちらの記事もチェックしてみてください

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「PRO」と「EX」の違い

「PRO」と「EX」の機能的な違いを一言で表すと
PROはイラストをメインに描きたい人向け、EXはイラストに加えて漫画・アニメーション作成したい人向けです。

これからその違いの詳細についてお話していきます。

💰 料金の違い(2025年現在)

種類主な用途買い切り版価格(PC)サブスク(月額)特徴
CLIP STUDIO PAINT PROイラスト制作約5,000円約300円〜イラストをメインで作成する人向け
CLIP STUDIO PAINT EX漫画・アニメ制作約23,000円約800円〜複数ページ・アニメ対応の上位版
2025年11月11日時点での料金
  • PROはイラスト作成をメインで始めたい人にぴったり。
  • EXは漫画や本格的なアニメーション作品を作りたい人におすすめです。

⚙️ 主な機能の違い

公式サイトにはExとProの様々な違いについて詳細に記載されていますが、こちらでは大きな違いとなる項目をピックアップしていきたいと思います。
ピックアップする項目と違いはこちらになります。

機能PROEX
一枚絵のイラスト制作
自動トーン除去×
レイヤーのLT変換機能×
複数ページ漫画の管理×
アニメーション制作最大24フレーム無制限

一枚絵やイラストの作成

まずはメインのイラスト作成機能のPROとEXの違いについてです。

結論を先に描きますと、EXでしか使えない機能の中でこれがないと困るような機能は特にない印象でした。
Proで使えないEXのイラスト機能はこちらです

「レイヤーカンプ」パレット

キャンバスのレイヤーの表示状態を記録できる機能です。[レイヤーカンプ]パレットを使用して、レイヤーの表示状態を管理したり、レイヤーの表示を切り替えたりできます。また、記録したレイヤーの表示状態ごとに、ファイルに書き出せます

クリスタuser guide レイヤーカンプより引用
クリスタuser guide レイヤーカンプより引用

要するにイラストの出来栄えや作成過程をを比較、保存するために使用する機能と考えてよさそうです。
クリスタのガイドのイラストだったら、背景や衣装に悩んだときにレイヤーカンプ機能を使うと一瞬で衣装と背景を切り替えることができるため、出来栄えの比較がしやすいという感じですかね。
自分の昔のイラストを添削するときなどにも使えそうですが、あまり普段使いする印象は薄いですね…。
イラストだけではなく、イラストのレイヤー状況も一緒に記録できるのは魅力的なので、使いこなせばとても便利そうです
いつか使いこなすための記事もかけたらいいですね
レイヤーカンプ機能の公式のガイドはこちら
クリスタUSER GUIDE レイヤーカンプ

3D素材用の「4面図」パレット

3Dレイヤーを選択したときに、4方向から3D空間を表示するパレットです。複数の素材を配置するときに、さまざまなアングルを同時に確認できて便利です。

クリスタuser guide 4面図パレットより
クリスタuser guide 4面図パレットより

より高度に正確に3Dの素材を使用したい人に向いた機能になります。
PROだと、1視点のみでしか3D素材を動かすことができないので、いろいろな視点を確認しながらできます。
こちらの機能に関するクリスタ公式ガイドはこちら
クリスタUSER GUIDE4面図パレットについて

当社製以外のフィルタプラグイン対応

こちらは公式の文章を見てみても少し分かりにくいと感じたため、少しかみ砕いて説明すると、
基本的にはPROではプラグインが使用できず、EXのみ使用できるというもので、
ただし、フィルタープラグインSDKを利用して自身でプラグインを作れるような方はPROでも使用できるよといった感じです。

クリスタのプラグインというものは、「特定の機能を追加するプログラム」のことで、例えば、自動で水彩画のような色むらをつけるプログラム、イラストで変更したい色を自動で変換してくれるようなおプログラムがあります。

ややこしいですね。効率化やイラストの完成度の向上も図れるものではありますが、正直使えなくても問題ないと思います。

プラグインに関するクリスタの公式記事に関してはこちら
クリスタ公式 プラグインの紹介ページ
クリスタ公式 プラグインの利ガイド
クリスタ公式 プラグインに関するQ&A

イラスト作成の機能に関してはPROでも十分な機能が備わっています。
3D素材やクリスタの機能をより使いこなしたい人はEXも検討してみるといいでしょう。

漫画作成に関する機能

漫画に関する機能に関しては結構な違いが出てきています。

自動トーン除去

一つのレイヤーに線画とトーンがあるイラストに対して、トーンをなくして線画のみの例イヤーを作成したり、トーンをグレー化したりするときに使用する機能です。
アナログの漫画原稿を読み込んだ際や、一緒のレイヤーにトーンを貼ってしまったときなどに使用できます。

クリスタUSER GUIDEよりトーン除去のイメージ画像抜粋

クリスタ公式サイトの記事はこちら
クリスタUSER GIDE

レイヤーのLT変換機能

ざっくり言いますと、写真や3Dの素材を白黒に変換することができる機能です。
この機能により、漫画の背景に使える素材を手軽に作成することができます。

CLIP STUDIO TIPSより引用

詳しい変換の仕方については公式の詳しい記事があります
CLIP STUDIO TIPS レイヤーのLT変換機能の基本的な使い方

複数ページ漫画の管理

漫画作成が快適になる機能となっています。
漫画を作成するなら必ずしも必須!というわけではないですが、あると快適に吹き出し管理やページ管理、製本ができます

複数ページの漫画管理機能では、複数ページからなる漫画を一括で管理できる機能です。
例えば、12ページの漫画原稿があったら、12個のクリスタファイルができます。(イラストと同様に漫画原稿も1ページにつき1つのクリスタファイルで作成する必要がある)PROではそのファイル一つ一つを開いて編集してとする必要がありますが、EXではその12個のファイルを一気に開いて編集と保存、書き出しができます。この機能があるので、見開きのページを作成したいときにも便利です。
製本時の作業にも便利な機能となっています。
漫画だけではなく、同人誌などのイラスト集を作る際にも利用できます。

もっと詳しく知りたい人はCLIP STUDIO TIPSにもっと詳細に記載されています。
CLIP STUDIO TIPS ページ管理とストーリーエディターを活用する【EX】
CLIP STUDIO TIPS複数ページをまとめる「ページ管理」を使いこなす【EX】

漫画や同人誌の作成を意欲的にしたい人はEXがおすすめ!

アニメーションに関する機能

PROでは24フレーム分のアニメーション・EXでは枚数や時間の制限なく作成することができます
24フレーム分という表現になじみがない人は24枚のイラストを使用したアニメーションが作れるということです。
例えば、1秒間に8枚のイラストが流れるアニメーションを作る場合は3秒分のアニメーションが作れ、1秒間に24枚のイラストが流れるアニメーションを作るなら1秒分のアニメーションが作れます。

動画編集ソフトと異なる点は、イラストを連続で表示するのに長けているので、パラパラ漫画とか、昔ながらのセル画によるアニメーション作成ができる点です。
ちなみにですが、クリスタだけでもAferEfectやLive2Dのような1枚絵を動かした動画も作成できるようですが、結構煩雑になるイメージがあります。ですので、1枚絵を動かした動画をメインに別のソフトも併用して作成する予定の人はPROでも十分だと思います。ただ、Adbeの製品はクリスタよりも値が張るので自分の作成したいイメージを明確にして検討しましょう。
そちらに関してはCLIP STUDIO TIPSで取り上げられているので、検討したい人は読んでみてください
CLIP STUDIO TIPS 3枚の絵を描くだけで作れる立体ダンスアニメーション

また、アニメーションを作成した際に使用した際のタイムシート出力やアニメーションで使用したイラストの出力もできます。PROでもイラストの出力ができますが、PROだと、連番画像として出力されてしまいます。
例えば、3枚のイラストを使用したアニメーションを作るとします。0~8フレーム目まで①のイラスト、9~16フレーム目まで②のイラスト、17~24フレーム目まで③のイラストを使用します。EXだと、①・②・③の3枚のイラストを一括で出力できますが、PROだと、①のイラスト8枚、②のイラスト8枚、③のイラスト8枚といったようにフレームごとに割り当てられたイラストの枚数分出力するか、①・②・③1枚ごとに出力するしかアニメーションイラストを出力する方法がないです。

枚数や時間の制限なしにセル画のアニメーションを作成したい場合はEXがおすすめ

主な機能の違いまとめ

今までいろいろな機能の違いについて紹介しましたが以下の点を押さえておけば大丈夫です!

  • イラスト中心ならPROで十分です!
  • 「快適に自由に漫画を描きたい」「少し長めのアニメも作ってみたい」「3Dの素材も十分に使いたい」ならEXがおすすめです。

もしそれでも迷っているところがあるなら、まずは無料トライアルしてみて決定してもいいと思います!
公式の無料体験に関する記事はこちら
クリスタ公式 進化したCLIP STUDIO PAINTを試してみよう

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まとめ

この記事で紹介しPROとEXの違いについて目的別にまとめるとこのような感じです

目的おすすめ理由
一枚絵・イラストの作成PRO機能的にも十分・コスパもいい
同人誌や漫画を描きたいEX複数ページ・レイヤーのTL変換
アニメーションを作りたいEXフレーム制限なし

以上参考になると嬉しいです。

クリスタには無期限ライセンスと月額・年額ライセンスの違いもあります。

▼どっちを購入したらいいのか迷ってる方は、こちらの記事もチェックしてみてください

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