こんにちは、よちよちかめです。
今日も今日とてべんきょうしけり
とてもえらいなり
今回は、ハイテク株が集まっている指数「ナスダック100指数」に投資できる商品を探していきたいと思います。
ナスダック100指数とは・・・米国の株式市場のナスダックに上場している時価総額上位100社の指数
※アマゾンや、Google、Apple、などがナスダックに上場しています。
はじめに
米国株ETFの中でも、非常に好調なグロース型ETFの「QQQ」について調べてみました。そこで気になったのが信託報酬(コスト)が他のETFよりも高額になっていることです。
そこで、ETF「QQQ」の他にどのようなETF・投資信託があるのか、信託報酬(コスト)や運用成果など・・・「QQQ」に並ぶ程の商品がないのか調査していきたいと思います。
ナスダック連動 主なETF・投資信託
- インベスコQQQトラスト・シリーズ1 「QQQ」 (米国のETF)
- 上場インデックスファンド米国株式NASDAQ100 [2568] (日本のETF)
- MAXISナスダック100上場投信 [2631] (日本のETF)
- NEXT FUNDS NASDAQ-100 連動型上場投信 [1545] (日本のETF)
- 大和-iFreeNEXT NASDAQ100インデックス (日本の投資信託)
インベスコQQQトラスト・シリーズ1 [QQQ]
米国に上場しているETFです。NASDAQ100指数に投資したい人の多くが購入しているため、かなりの流動性があり売買が活発になっています。
信託報酬率 | 0.20% |
対象指標 | NASDAQ-100指標 |
分配金利回り | 0.47% |
純資産総額 | 20.7兆円 |
運用会社 | インベスコ・パワーシェアーズ・キャピタル・マネジメント |
上場インデックスファンド米国株式NASDAQ100 [2568]
信託報酬率 | 0.275%(以内) |
投資対象 | NASDAQ100指数(円換算ベース) |
分配金利回り | 0.14% |
純資産総額 | 161.76億円 |
運用会社 | 日興アセットマネジメント |
上場日 | 2020年9月24日 |
MAXISナスダック100上場投信 [2631]
信託報酬率 | 0.22%(以内) |
投資対象 | NASDAQ100指数(円換算ベース) |
分配金利回り | 0.074%程度(計算してみました) |
純資産総額 | 93.58億円 |
運用会社 | 三菱UFJ国際投信 |
上場日 | 2021年2月25日 |
NEXT FUNDS NASDAQ-100®連動型上場投信 [1545]
信託報酬率 | |
対象指標 | 日本円換算したNASDAQ-100指数 |
分配金利回り | 0.05% |
純資産総額 | 421.1億円 |
運用会社 | 野村アセットマネジメント |
上場日 | 2010年8月16日 |
大和-iFreeNEXT NASDAQ100インデックス (日本の投資信託)
信託報酬率 | 0.495% |
投資対象 | NASDAQ100指数(円換算ベース) |
分配金利回り | – |
純資産総額 | 399.63億円 |
運用会社 | 大和アセットマネジメント |
信託開始日 | 2018年8月31日 |
ETF・投資信託を比較
信託報酬率(運用コスト)で比較
順位 | 銘柄 | 信託報酬率(%) |
1 | インベスコQQQトラスト・シリーズ1 [QQQ] | 0.20 |
2 | MAXISナスダック100上場投信 [2631] | 0.22 |
3 | 上場インデックスファンド米国株式NASDAQ100 [2568] | 0.275 |
4 | NEXT FUNDS NASDAQ-100®連動型上場投信 [1545] | |
– | 大和-iFreeNEXT NASDAQ100インデックス (日本の投資信託) | 0.495% |
[QQQ]を除いた、国内のETF・投資信託では、[2631]がかなりコストを削減しているETFとなっています。
※2021年10月から NEXT FUNDS NASDAQ-100®連動型上場投信 [1545] の信託報酬が 0.495%から0.22%に引き下げられました。
上場したのも2021年になってからですので、既存のものより低コストで運用できる魅力があります。
純資産総額で比較
純資産総額が大きい方が、売買の流動性が大きくなる傾向にあります。
上場しているETFの場合、売り手や買い手が見つかりやすくなり、よりスムーズに取引が可能になります。
順位 | 銘柄 | 純資産総額 |
1 | インベスコQQQトラスト・シリーズ1 [QQQ] | 20.7兆円 |
2 | NEXT FUNDS NASDAQ-100®連動型上場投信 [1545] | 421.1億円 |
3 | 上場インデックスファンド米国株式NASDAQ100 [2568] | 161.76億円 |
4 | MAXISナスダック100上場投信 [2631] | 93.58億円 |
やはり、本場の米国で取引されている「QQQ」の資産は桁が違います。
[1545]の純資産が[2568],[2631]に比べて、高くなっています。これは、上場してから年月が立っていることから生じていると思います。
[2568][2631]も上場してから1年も立っていないETFです。一方[1545]は上場してから10年以上経過しています。
信託報酬率(運用コスト)もかなり低くなっているので、今後より人気がでて、純資産総額も増えていくでしょう。
まとめ
今回、ナスダック100指数に連動した主要なETF・投資信託を調べてみました。「QQQ」の他に運用コストを安く抑えられる国内のETFがあればいいなぁ~と思って調べてみましたが、
MAXISナスダック100上場投信 [2631] は、なかなか運用コストも抑えられていて、投資対象としては魅力的だなと感じました(^_^)/
「QQQ」を購入する際に円をドルに交換したり、取引手数料や、米国での税金など少し複雑な出費などもかかってくるのではないかと思います。
MAXISナスダック100上場投信 [2631] では、「QQQ」の低運用コストには及びませんが、かなり近いコストになるのではないかと思います。
国内のETFでは、手数料を無料で売買できるものが多いので、手間と複雑さなどを考慮すれば、国内[ETF]の[2631]を買おうかなと思いました。
今回の比較記事がナスダック100指数に投資したいと感じている方に少しでも役に立てるなら幸いです。よちよちかめです。
※今回示した数値や順位は、2021/10/25のデータを参考にしたものですので、変化が生じる可能性がございます。最新のデータなどは、各会社のHPなどをご確認ください。
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