漫画サイト「Renta!」で使える株主優待が貰える「パピレス」を保有していますが、優待権利落ち後に大幅に株価が下落してしまいました。
優待利回りが10%程度とかなり高かったため、権利落ち日に多少の株価下落は覚悟していましたが、優待利回りと同水準の暴落になりました。
権利確定後に11.5%下落(2日間で)
2024年の3月27日(水曜日)が権利付き最終日で高値1020円をつけています。そこから権利落ち日28日に920円(前日比ー9.8%)29日に905円(前日比ー1.63%)と株価を下げました。2日で権利付き最終日の高値から(115円)-11.2%下がたことになりました。
仮に権利確定日の高値1020円で100株購入したとすると11500円の損失になることになります。
パピレスの優待と配当は「漫画サイト:Renta! 11000円のギフトコード」+「配当金:1000円」なので総額12000円相当ということになります。
優待権利落ちから2日間で辛うじて得しているという状況です。ただ、今後どこまで株価が下がるかはわからないので、なかなか難しいところですね。業績が良くなってくれれば、株主優待もあり、配当もある株主還元意識が高い銘柄なので人気がでそうですが・・・
権利確定前の株価の動き
自社株買いの発表など好材料もあり配当権利確定日にむけてじりじりと株価を上げていました。株主優待が「Renta!のギフトカード11000円分」ということで優待利回りが高いので「優待がほしい」個人投資家が権利付き最終日に向けて買っていたため株価が上がっていったのだと思われます。
優待目的でパピレスを購入したいと考えている方は、優待権利確定後のに対してある程度の「株価下落」を覚悟しておいた方が良いのではないかと思いました。
3月末に優待の権利が確定するので、3月末ぎりぎりに新規で購入すると優待利回り以上に株価が下落して、損失が大きくなってしまう可能性があるので、来年の3月までじっくりと購入タイミングを考えて購入するのが堅実なやり方だと思いました。
まとめ
私は、優待や配当権利が確定するぎりぎりの時期に「優待・配当狙い」で株を購入してしまうことが多々あります。稀に権利落ち後に「値上がり」して「配当」+「値上がり」で利益をあげることができますが、ほとんどの場合には「配当金・優待」よりも株価の下落で大損してしまっています。
目先の利益に目がくらんでしまうのが良くないですね。直近の優待や配当を狙うのではなく、じっくりと購入タイミングを見計らって長期的な目線で投資をしたいと思っています。
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