1週間の米国株式市場の振り返りをしていきます。
自分の投資を振り返ったり、新たに学んだことをメモしていきたいと思います。
1週間の値動き
青色がプラス+ 赤色がマイナス-
指数 | 値動き(%) |
SPX【S&P500】 | -1.82 |
NYA【ニューヨーク】 | -0.22 |
DJI【ダウ平均】 | -1.00 |
NDX【ナスダック100】 | -3.00 |
IXIC【ナスダック総合】 | -2.18 |
セクター | 主要な銘柄 | 値動き(%) |
VGT 【情報技術】 | アップル(AAPL),マイクロソフト(MSFT),エヌビディア(NVDA) | -2.43 |
VCR 【一般消費財】 | アマゾン(AMZN),テスラ(TSLA),ホーム・デポ(HD) | -1.41 |
VHT 【ヘルスケア】 | ユナイテッドヘルス・グループ(UNH),J&J(JNJ), サーモフィッシャーサイエンティフィック(TMO) | -1.08 |
VDC 【生活必需品】 | P&G(PG),ウォルマート(WMT),コカ・コーラ(KO) | -0.38 |
VIS 【資本財】 | ユニオン・パシフィック(UNP),ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS), ハネウェルインターナショナル(HON) | -0.56 |
VPU 【公共事業】 | ネクステラ・エナジー(NEE),デューク・エナジー(DUK) サザン(SO) | -2.16 |
VAW 【素材】 | Linde PLC(LIN),シャーウィン・ウィリアムズ(SHW) エアープロダクツ・アンド・ケミカルズ(APD) | +1.54 |
VOX 【通信】 | メタ・プラットフォームズ(FB),アルファベット(GOOG),(GOOGL) | -1.95 |
VFH 【金融】 | JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー(JPM), バークシャー・ハサウェイ(BRK/B),バンク・オブ・アメリカ(BAC) | -0.17 |
VDE 【エネルギー】 | エクソン・モービル(XOM),シェブロン(CVX),コノコフィリップス(COP) | +2.14 |
IYR 【不動産】 | アメリカン・タワー(AMT),プロロジス(PLD) クラウン・キャッスル・インターナショナル(CCI) | -1.99 |
指数 | 値 | 変動率(%) |
VIX | 27.35 | +17.89 |
米国債10年利回り | 1.927% | +0.78 |
WTI (原油) | 92.181 | +1.73 |
今週も、原油価格が上昇していました。
それを受けて、エネルギーセクターの銘柄が株価上昇しています。
今週の株式市場は、全体的にマイナスが多かったのですが、その中でもエネルギーは、強かったです。
今後も、インフレ、原油価格の上昇が予想されているので、まだまだエネルギー銘柄は上昇していく可能性があると思います。
先週の振返り
エネルギーセクターと素材セクターのみが1週間でプラスとなりました。
アメリカでは、かなりインフレが心配されていることもあり、インフレにつよい素材とエネルギーが購入されていることが確認できます。
決算結果
今週の決算の結果をいくつか振り返ってみたいと思います。
結果を簡単に紹介します。
ファイザー(PFE)(4Q) 2022,2/1
売上高 ✖
EPS 〇
売上高は、予想を下回りましたが、EPSは予想を上回る結果となりました。株価には、そんなに影響がなかったみたいです。
ガイダンスで、ワクチンや経口薬のバクスロビトの見通しが予想を下回ったことなどが嫌気されたようです。
Enphase Energy(4Q) 2022,2/1
売上高〇
EPS 〇
太陽光発電のエネルギー管理技術を提供する企業です。
売上高、EPSともにアナリスト予想を上回る結果となりました。ガイダンスの見通しでも、アナリストの売上高を上回る予想だったので、良い決算だったと思います。
決算発表後に大きく株価が上昇しましたが、その後ジリジリと株価が決算発表前に戻ってきてしまいました。+25%上昇し、その後の1週間で25%程下げてしまったようです。
ウォルト・ディズニー(DIS)(1Q) 2022,2/9
売上高 〇
EPS 〇
テーマパーク事業が好調、動画配信サービス「ディズ二ー+」の新規加入者も急増したようです。Netflixの決算が悪かったため、ディズニーも警戒されていましたが、良い決算だったようです。
テーマパークでは、営業損益が前年同期に赤字だったものが黒字になったようです。
今後は、アメリカ国外のテーマパーク事業の業績回復にも期待です(^_^)/
コカコーラ(4Q) 2022,2/10
売上高 〇
EPS 〇
売上高、EPSともにアナリスト予想を上回りました。売上高が前年同期9.9%,純利益が65.8%の増加となっています。
外食需要が回復してコロナショック前の2019年の販売量を上回ったようです。株価もコロナショック前の高値付近で推移しています。
今後、新高値を更新していくかどうか注目です。
連続増配銘柄でもあるので、個人的には少し下がってくれないと購入しにくい(>_<)
アファーム,AFRM(4Q) 2022,2/3
売上高 〇
EPS ✖
売上高は、アナリスト予想を上回りましたが、EPSは、下回りました。
決算の発表を受けて、株価は、-25%を超える程下落しています。
アファームは、2021年11月に最高値を付けてから、70%程度下落しています。
この企業は、まだ黒字化できていない企業なので、この厳しい相場の局面で赤字幅が広がったことにより一気に25%下落する決算となってしまいました。
まだ、黒字化できていない企業の決算は、本当に気をつけないといけないですね(>_<)
来週のイベント
14日(月曜日)
15日(火曜日) エアビーアンドビー(ABNB),デボンエナジー(DVN),マリオットインターナショナル(MAR)
16日(水曜日) エヌビディア(NVDA),パイオニア・ナチュラルリソーシズ(PXD),
17日(木曜日) ウォルマート(WMT),
18日(金曜日) -
その他の決算
来週は、アエビ-アンドビーの決算があります。アメリカでは、コロナの影響も小さくなってきているので、どれだけ業績を伸ばせるのか期待です。購入するかどうかは、また別として注目したいです。
そして、エヌビディアの決算もありますね、私も数株だけ保有しているのですが、大きく含み損をしている状態です。
PERも70倍程度とかなり期待値の高い割高水準ではあるので、決算がしっかりしていないと更に大きく下落してしまう可能性があります。ですが
長期的にみれば、半導体分野を牽引していく存在であるNVDAの成長はまだまだ続くと考えています。
投資の知識 紹介
消費者物価指数(CPI)
12月の消費者物価指数(CPI)が発表されました。アナリスト予想よりも物価指数が上昇(インフレ)していたことから、株価も全面安になってしまいました。
前年同月比で40年ぶりの上昇率になったみたいです(>_<)
もともと、インフレ率は年間2%程が一番経済にとって良い水準であるそうです。
FRBもインフレ率が2%程度になるように政策をしているようです。
しかしコロナショックで経済活動が停止してしまった時に、FRBが経済活動を活発にさせるため、大規模な金融緩和を行いました。
⇒その結果、インフレ率が大きくなってしまい、現在に至ります。
FRBが今後すること (3月15日、16日で詳しく説明されるはず)
- 今年の3月から、毎回のFOMCで政策金利FFを0.25% or 0.50%ずつ、利上げしていく(まだ不確定)
- QT(バランスシートの縮小)保有債券を減らしく。
個人的な方針
来週は、原油価格と米国10年債利回りに注目しつつ、これらが更に上がっていきそうな様子であれば、エネルギー株を少し購入しようかなと思っています。
長期で保有する銘柄も少し、インフレに強いエネルギー銘柄を増やそうかなとも思っています。
大型テック(GAFAM)なども下げていて、購入するタイミングなのかも・・・・
ですが、ウクライナの問題もあるのでどこまで下がるのか予想出来ないので、購入するにしても少額だけにしたいと思っています。
また、経済再開の旅行やクルーズ、ホテルなども少しずつ上昇トレンドに入ってきているので、そこにも注目していきたいと思います。
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