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高配当ETF「SPYD」の積立投資はNG?購入をやめた理由[ブログ]

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こんにちは。よちよちかめです(^_^)/

今回は、積立投資として毎月定額で「SPYD」などの高配当ETFを購入しようとしている方に向けて、

私が実際に積立を行ってみて知った・感じた問題点などを紹介していきます。

この記事の内容

  • 高配当ETFを積立投資をしてわかった問題点
  • SPYDは値段が高く、定額購入のメリットが受けにくい
  • 積立投資の最大のメリットの恩恵を高配当ETF では受けにくい
  • 高配当ETF・株のおすすめの買い方
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「SPYD」を積立して気づいた問題点

私は、「SPYD」を日本円で月2万円づつ積立投資を行っていました。

やってみて、不都合だった事を紹介します。

  1. 月2万円きっちり投資したいのにできない。
  2. 定額で積立たいのに、定数購入になってしまう。

この2つが実際に買ってみて気づいたことです。

1. 月2万円きっちり投資したいのにできない。

私が購入していた「SPYD」は、1口4000円ですので購入する際には 4000円 × 口数(ETFの個数)  の資金が必要になります。

そのため、資金は4000円単位で用意しないといけません。

それに合わせて、ETFの値段が随時変化しているので 月2万円を積立する予定であれば

「SPYD」1口=4000円 の時 20000円 ÷ 4000円 = 5 (口数)

月2万円の全て投資できたことになり、購入数は5口になります。

一方でこのような場合・・・

「SPYD」1口 = 4001円 の時 20000円 ÷ 4001円 = 4 (口数)

月2万円投資するはずが、 4001円 × 4(口数) = 16004円 で購入数4口になります。

月2万円投資したいのに 3996円 投資できていないことになります(>_<)

2. 定額で積立たいのに、定数購入になってしまう。

定額で積立投資をするメリットとしては、「価格が安いときにたくさん購入して、価格が高い時には少なく購入する」ことを自然にやってくれることがあります。

長期では、平均所得価格が下がっていきやすいのでリスクを抑えた優秀な投資手法でと思っています。

しかし1口の値段が4000円と高いので、月に2万円程度の少額積立では、価格の変動があっても投資数量が変化しにくく「安い時に大量購入して、高い時に小量購入する」ことができません。

たとえば、

「SPYD」が1口 4100円の場合でも2万円の積立では、  4口購入

「SPYD」が1口 5000円の場合でも          4口購入になります。

値段がかなり変化しても、購入口数に反映されません。

定額購入のメリットを受けにくく、結果的に定数購入になってしまうことがわかりました。

また毎月きっちり全額投資できないので、リスク分散がしっかりできていないことになるかなぁ~と感じました。

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積立投資のメリット

私が考える積立投資のメリットは、こんな感じです。

  • 値動きを気にする必要がない。(手間がかからない)
  • 買うタイミングを考慮しなくて良い
  • 購入時期が分散されることから高値掴みしにくい
  • 購入価格が平均化させていく
  • 定額購入であれば「安い時に多く」「高い時に少なく」投資することができる。
  • 半強制的に貯蓄(投資ですが・・・)できお金を浪費しなくなる

上記のようなメリットがあると思っています。

投資の方法では、積立投資はある程度リスクを抑えた堅実な投資法だと感じています。

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そもそも高配当に投資する理由があるか

そもそも、高配当ETFや高配当株を買う目的とはどのようなものがあるのか見ていきましょう。

私も、高配当ETF・株投資を始めたときは「難しいことを考えなくても保有しておくだけでお金が増える」という事で高配当株をやってみていたのですが、

高配当ETF・株投資には、メリット・デメリットがあり、資産運用のスタイル・年齢などによっても相性の良い人と悪い人がいると感じました。

高配当投資のメリット

  • 投資額に合わせて配当金がもらえる
  • もらえる配当金の金額がある程度予想されており、安定した不労所得が得られる
  • 投資額が大きくなれば、配当金のみで生活することも可能になる
  • 配当金さえもらえていれば良いので、株価の乱高下を気にする必要が少ない
  • 手放さなくても現金が入ってくる(キャッシュが欲しい人向き)

高配当投資のデメリット

  • 配当金が減配・無配になる可能性がある(個別銘柄)
  • 高配当の銘柄では、業績が傾いている企業が多い
  • 不景気になると株価が下がりやすい
  • 好景気であっても株価が上がりにくい
  • 高配当になればなるほど、不安定でリスクが大きくなる傾向にある

TradingView提供の「SPYD」チャート :ローソク足「SPYD」,オレンジライン「S&P500」

オレンジ色が米国株式の主要500社で構成された「S&P500」

ローソク足が高配当ETFの「SPYD」

上記のチャートのように高配当ETFでは、価格の上昇率がかなり低くなっています。

期間2017年1月~2022年11月

高成長のETFに興味がある方は、こちらの記事も是非♪

「SPYD」積立投資をやめた理由 & おすすめの買い方

  • 積立投資と高配当投資は、相性がわるい
  • そもそも現金を得る必要がなく、長期で資金を回したい
  • 高配当ETFや株は、暴落時に買った方が得

上記の理由が主な積立投資をやめた理由です。

高配当株は、暴落時に購入すれば配当利回りが高くなるので、暴落時に安定した企業で構成されているETFや優良企業を買うのが良いのかなぁと感じています。

毎月積立てるというスタイルではなく、暴落時などで、増配を続けている優良銘柄などを安く購入するのが良いと思います。

リーマンショックやコロナショックの暴落時には、どんな優良銘柄もある程度株価が下がります。そのような企業を割安で買う事で、よりリスクを抑えて配当金を長期にわたってもらえるのではないでしょうか。

私自身は、配当で現金が欲しいという気持ちではなく、「資産を増やしたい」と思って投資をしています。

配当金を貰って現金を増やすよりも、利益分を再投資に回したいと考えているので「成長性がある、値上がり率の高い」ものに積立投資をしたいと思っています。

↓こちらの記事は、私が投資をして気づいたことなどを紹介しています♪ 

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